
<中医協情報>
厚生労働相の諮問機関である中央社会保険医療協議会(中医協、会長=遠藤久夫・学習院大経済学部教授)は7月16日、総会(第132回)と診療報酬基本問題小委員会(第123回)を開催した。総会では、医療費の動向や施設基準の届け出などについて厚労省が報告したが、特に大きな議論はなかった。
小委員会では、DPC(医療費の包括払い)を中心に議論。DPCの在り方について批判的な意見を展開する日本医師会の委員に対し、「医療全体をどう考えるかという委員としての見識ならば聞くが、『日医として』と再三強調されるのはどうなのか」と、対馬忠明委員(健保連専務理事)がただす一幕もあった。(新井裕充)
11日付で厚労省の人事異動があったため、事務局の担当者が大幅に入れ替わった。開催前、委員と名刺交換する姿が目立ち、和やかな雰囲気の中で総会が開催された。2010年度診療報酬改定に向けた議事運営のかじを取るのは、佐藤敏信・保険局医療課長(前医政局指導課長)。
冒頭、佐藤課長が人事異動について報告。新たに就任した、▽榮畑潤・大臣官房審議官 (医療保険、医政担当) ▽神田裕二・保険局総務課長 ▽田河慶太・同局保険課長 ▽武田俊彦・同局国民健康保険課長 ▽三宅智・同局医療課医療指導監査室長 ▽小野太一・同課保険医療企画調査室長 ▽村山令二・保険局調査課長 ▽岩渕豊・社会保険庁運営部医療保険課長―を紹介した後、議事に入った。
総会の議題は、▽医療費の動向 ▽主な施設基準の届出状況 ▽その他―の3点。「医療費の動向」では、07年度の医療費について、厚労省の担当者が資料に沿って説明した。それによると、07年度の医療費は前年度から約1兆円増の33.4兆円で、医療費の伸び率は前年度に比べて3.1%増加している。「受診延日数」(延べ患者数に相当)は前年度に比べて0.9%減少しており、減少傾向にある(05年度0.3%減、06年度0.7%減)。医療機関の種類別に見ても、大学病院だけが増加している。
質疑で、藤原淳委員(日医常任理事)が、この点を指摘。「大学病院の独り勝ちではないか。きちんと機能分化されているのか気になる」と質問した。これに、厚労省の担当者は「高齢者が大学病院を志向しているからではないか」と回答した。
邉見公雄委員(全国公立病院連盟会長)は、外科(診療所)の医療費の伸び率が毎年減少している点を指摘し、外科医の減少に歯止めを掛ける必要性を述べた。
厚労省はまた、07年度の調剤医療費の動向を「全数」と「電算処理分」に分けて提示。それによると、全数は5兆1673億円で、処方せん一枚当たりの調剤医療費は7305円。電算処理分は4兆1803億円で、処方せん一枚当たりの調剤医療費は7322円となっている。電算処理分の処方せん一枚当たりの調剤医療費の内訳を見ると、技術料が26.3%(前年度比1.2%増)、薬剤料73.6%(同7.5%増)で、薬剤料の約85%を内服薬が占めている。これらの説明に対し、委員から意見は出なかった。
「主な施設基準の届出状況」では、診療報酬を算定する上で施設基準の届け出が必要となる主な項目について、05-07年の7月1日現在の届け出状況が示された。
◆ 診療報酬基本問題小委員会
議題は、▽診療報酬調査専門組織・医療機関のコスト調査分科会からの報告 ▽DPCの在り方 ▽その他―の3点。
最初の議題では、診療報酬調査専門組織「医療機関のコスト調査分科会」が6月13日に取りまとめた07年度の「医療機関の部門別収支に関する調査研究」の結果を田中滋分科会長(慶大大学院教授)が報告。
病院の経営実態を把握するための新しい調査方法として、池上直己・慶大教授らの研究グループが開発した調査手法(診療科部門別収支計算方法)を紹介した。
この調査手法について、田中分科会長は「医療のコストや原価を把握するために有効な調査として、活用可能な段階になった」と評価した。審議の結果、この調査手法を今年度も継続して実施することが承認されたが、委員からはさまざまな指摘が相次いだ。
対馬委員は「医療経済実態調査だと、病院の部門別収支、外来・入院別の収支が分かりにくいので、これ(診療科部門別収支計算方法)が実用化されると、(診療報酬改定の)一つの材料として有効」と評価しながらも、「日ごろ聞いている話と違う点がある」と指摘。「外科、整形外科、産婦人科が非常に高い(収支がプラス)。これらは、かなり厳しいと聞いている。また、皮膚科、眼科、耳鼻科が低い(収支がマイナス)。これも、日ごろ聞いている話と合わない」
田中分科会長は、「医師を獲得できない」という問題と、「医師が治療した後の会計上の収支」という問題とが異なることを指摘した上で、「医師が獲得できていれば」ということを前提にした調査結果が掲載されているとした。また、今回の調査対象になった病院の特性(DPC対象病院であること)なども、調査結果に影響していると説明した。
診療側の西澤寛俊委員(全日本病院協会会長)も、調査の対象になった病院の特性が結果に反映したとの見方を示した上で、収益と費用を部門ごとに割り付ける「配賦」という手法をさらに検証することを求めた。
田中分科会長の説明に対し、対馬委員は「以上のような問題意識を持って引き続きやっていただきたい」と理解を示したが、診療側の藤原委員はこの調査手法を批判。「大変自信のある調査のように見えるが、多くの委員が『妥当かどうか』が分からないのではないか。調査の病院数も少ない。DPC対象病院に実施した調査を一般病院にも敷延していいのか」と不満を表した。
遠藤小委員長(中医協会長)は「サンプル数(調査対象)を今後増やそうという提案であり、その調査結果を踏まえてあらためて議論すべきだろう。本日の議論を反映しながら研究を進めていただきたい」とまとめた。
続く「DPCの在り方」では、宇都宮啓・企画官が、DPCをめぐるこれまでの議論や経緯などを説明し、次期診療報酬改定に向けた検討課題として、▽DPCの評価 ▽DPC対象病院 ▽DPC制度の運用に関する見直し―の3項目を提示。各項目ごとの論点として、「新たな機能評価係数の設定」「調整係数の廃止に伴う経過措置」などを示した。
委員の意見を求めるに当たり、遠藤小委員長は「1回目なので、個別の論点を詳細に取り上げるのでなく、DPC全体の方向性を高い視点から(フリーディスカッションの形式で)議論いただきたい」と述べたが、竹嶋康弘委員(日医副会長)の代理で出席した中川俊男氏(日医常任理事)がDPC制度を批判。日医常任理事の藤原委員も加わり、「DPCから脱退できるルールが必要」「治癒率を低下させ、再入院を増加させる」などと、これまでの日医のDPC批判を延々と繰り返した。
これに対し、対馬委員が中川氏、藤原委員の姿勢を批判。「DPCだから激しい意見の応酬になることはやむを得ないが、『日医としては』という言葉が再三出てくる。医療全体、病院全体をどう考えるかという委員としての見識ならば聞くが、『日医として』と再三強調されるのは、どうなのだろうか」
遠藤小委員長も、「(委員は)団体推薦ではないということになっているので、団体名を出して発言するのはどういう位置付けなのか、不明瞭(めいりょう)なところがある」と述べた。
中川氏は「ごもっともだ。日本医師会は診療所の団体ではなく、すべての経営形態の医療機関に所属する医師が加盟する団体なので、そういう意味で『日医としては』という表現を使った。耳障りだと思うので気を付けたい」と釈明した。
今後は、「新たな機能評価係数」などの検討を「DPC評価分科会」でもスタートさせ、同分科会と連携しながらDPCの在り方の議論を進めていく。
<07年度医療費、過去最高の33.4兆円>
厚生労働省は7月16日、2007年度の概算医療費が過去最高の33.4兆円に上ったと発表した。前年度の医療費32.4兆円と比較した伸び率は3.1%。70歳以上の高齢者で5.4%増加したほか、70歳未満でも1.2%増えた。前年度から1兆円、01年度(30.4兆円)からは3兆円増えたことになる。
07年度には、大きな制度改正や診療報酬改定が実施されておらず、厚労省では「同じく制度改正の影響を受けていない05年度と同程度の伸び率になっており、医療費は従来と同程度の水準(3%台)で伸びている」とみている。
07年度の高齢者一人当たりの医療費は前年度から2.0%増加し、75.7万円になった。70歳未満の16.1万円と比べると、4.7倍の開きがある。
また、医療機関の種類別の一施設当たり医療費は、病院19億9176万円(対前年度比3.7%増)、診療所9424万円(同1.4%増)、歯科病院6488万円(同0.2%増)、歯科診療所3592万円(同0.7%減)、保険薬局1億758万円(同7.1%増)。
このうち、病院一施設当たり医療費を種類別に見ると、大学病院124億9080万円(同4.1%増)、公的病院39億2512万円(同3.4%増)、法人13億5755万円(同3.5%増)、個人病院6億5421万円(1.1%増)だった。
また、主な診療科別の診療所(医科)一施設当たり医療費は、内科9707万円(同2.0%増)、小児科6793万円(同3.2%減)、外科9744万円(同2.0%増)、整形外科1億1546万円(同1.7%増)、皮膚科7130万円(同2.2%減)、産婦人科6105万円(同2.3%増)など。
<医療制度に国民の過半数が不満>
現在の医療制度に国民の54%が不満を感じていることが、NPO法人(特定非営利活動法人)日本医療政策機構がまとめた「日本の医療に関する2008年世論調査」の結果で明らかになった。不満の理由としては、制度決定における市民参加の度合いやプロセスの公正さを挙げる声が多く、政治や行政に対する国民の信頼度が低いことが浮き彫りとなった。
調査は今年1月に実施され、全国の成人男女1082人が回答した。
現在の医療制度について、「大いに不満」が11%、「やや不満」が43%で、不満を感じている国民が54%と過半数を占めた。一方、「大いに満足」は2%、「まあ満足」は39%で、満足している国民は41%だった。
医療制度に対する具体的な不満では、「制度決定への市民参加の度合い」が77%で最も多く、「制度決定プロセスの公正さ(既得権益の排除)」が75%、「医療費の水準(保険料・窓口負担等)」と「医療制度の平等性(貧富の差への配慮)」が共に68%でこれに続いた。
また、医療制度改革を主導すべき主体(複数回答)については、「市民代表、患者代表」が62%で最多。次いで、「医療提供者(医師など)」が51%、「専門家、有識者」が48%と続いた。
一方、「厚生労働省」は38%、「首相、内閣、又はその諮問機関」は27%、「国会、与党」は17%で、国民の政治・行政不信を裏付ける結果となった。
さらに、望ましい医療制度について、高水準の医療を国民に等しく給付する代わりに、その費用を賄うための税や社会保険料などの負担を重くする「高負担高給付・平等型」、標準的な公的医療を国民に等しく給付し、税や社会保険料の負担を抑える「低負担低給付・平等型」、標準以上の医療は個人が選択して自己負担で受ける「低負担低給付+自己選択」の3つの回答項目で調査。
その結果、「低負担低給付・平等型」が58%と過半数を占め、「高負担高給付・平等型」と「低負担低給付+自己選択」は共に17%だった。
このほか、社会的な格差が広がる中、低所得・低資産層の約4割が、費用が掛かるとの理由から過去1年以内に医療機関への受診を控えた経験のあることが分かった。
同機構では、「多くの国民が医療制度の平等性を重視し、負担増には抵抗のあることが確認された。低負担を求める背景には、政治や行政に対する一般的な不信感が影響している可能性が考えられる」と分析。「目指すべき医療制度については、財源確保や負担と給付、公私のバランスなども含め、国民的議論を行う必要がある」と指摘している。
<ケアマネ報酬で規制改革会議>
政府の規制改革会議(議長=草刈隆郎日本郵船会長)は2日、年末に予定されている第3次答申の取りまとめに向けた中間まとめを公表した。医療・介護などの社会保障や社会基盤などの7つの重点分野で検討すべき課題を提示。介護分野では、ケアマネジャーの報酬に利用者負担による上乗せを認めたり、在宅と施設とで公的保険から受けるサービス額を同一水準に揃えるなどの提言がされている。今後各省との協議に入る予定だ。
ケアマネ報酬の上乗せについては、事業者がサービスの質改善に向けた工夫に取り組むためには利用者からの評価が正しく対価に反映されるなど介護報酬におけるインセンティブの強化が必要であり、保険内サービスの利用料の自由化を検討すべきと理由を説明。介護保険外の横出しサービスの利用も促進すべきとしている。
(シルバー新報より)
<医師養成に取り組む 骨太の方針2008>
政府は6月27日、臨時閣議で「経済財政改革の基本方針2008」(骨太の方針2008)を決定した。社会保障分野では2011年度までに計1兆1千億円の削減を決めた「骨太の方針2006」で掲げた歳出削減を堅持し、歳出・歳入一体改革を進める。2011年度のプライマリーバランス(基礎的財政収支)黒字化達成のため、歳出全般にわたって最大限の削減を行う。新たに必要な歳出を行う際は、他の経費の削減で対応する原則を踏襲するとした。
社会保障分野では焦点である医師不足、少子化対策、後期高齢者(長寿)医療制度の改善に取り組む。医師不足の解消については▽女性医師の就労支援▽関係職種の役割分担▽メディカルクラークの配置を進め、医師養成について現行の仕組みにとらわれない効果的な方策を講ずる。1997年6月の閣議決定「財政構造改革の推進について」に盛り込まれた「大学医学部の整理・合理化・・・医学部定員削減に取り組む」を見直し、新しい医師養成の在り方を確立し、過去最大程度まで増員すると明記した。
◆供給コストを最大限に低減
その他の社会保障分野ではサービスの維持・向上を図り、効率化を徹底する。2007年策定した「医療・介護サービスの質向上・効率化プログラム」に沿って、供給コストを最大限低減する努力を行う。後発医薬品の使用促進▽検査等の適正化▽不正・不適切な保険請求の是正▽医療のIT化(レセプト・オンライン化)の推進▽社会保障カードの導入▽公立病院改革などに取り組む。
後期高齢者(長寿)医療制度については、6月の政府・与党協議会の決定に従って、低所得者の負担軽減など対策を講ずる。介護・福祉サービスを支える人材確保では、キャリアアップの仕組みを導入し、処遇の改善に取り組む方針を示した。
なお、重要政策として2009年度から取り組む必要のあるものについては一般会計・特別会計をあわせ政策の棚卸しによって財源を捻出し、政策に充てることとしており、削りしろのない社会保障分野から、財源捻出の秘策を検討する必要に迫られている。
骨太の方針について論評した日経新聞(6月28日)は、日本を取り巻く環境の激変が昨年8月から米国サブプライムローン問題が引き金となり金融不安が発生し、基軸通貨ドルの下落、資源、食料価格の高騰を誘発したことをあげ、有事モードに切り替わったと強調した。「骨太の方針2008」はなお、「平時モード」に引きこもり「今後十年間程度の間、実質2%以上の経済成長が視野に入ることが期待される」と人ごとのような表現に難局打開の覚悟が伝わらないと怒りをあらわにする。
「与党からの歳出拡大を求める強い圧力にさらされた」との大田大臣の記者会見を引きあいに出したのは東京新聞(6月28日)。ばらまき予算を懸念させるような文言が並ぶと指摘する。深刻化する医療不足への対応、少子化対策、後期高齢者医療制度の運用改善、救急医療体制の整備について、「骨太の方針2008」は「別枠」として扱う構えを見せたことに反発。社会保障に必要な経費は公務員人件費、公共事業、防衛費など他の分野から予算を見直し捻出せよと迫る。
社会保障財源を明確に示せと主張するのは読売新聞(6月24日)。「骨太の方針2008」では、社会保障の負担増について「将来世代への負担の先送りは行わない」と明記したものの、基礎年金改革には社会保険方式の修正案で5兆円半ば、消費税率にして2%強の新たな財源が必要で、全額税方式だと4・5%?13%の税率アップが求められるとしている。消費税率引き上げに着手せよとの主張だ。
<ケアマネジャーの更新研修費 自己負担額に地域格差>
介護保険のケアマネジャーが5年ごとに受講を義務づけられている研修費用の自己負担額は、都道府県によって07年度でゼロから4万円近くまで大きく開きのあることが、厚生労働省の調べで分かった。自治体負担もかかる国の公費補助制度が活用されず、全額自己負担させるところもあった。
ケアマネは、高齢者を支える介護サービス計画(ケアプラン)づくりや主治医との連携などを担う介護の要。質向上のため06年度から資格が更新制になった。演習や講義など計53時間の研修(経験者の場合)を5年ごとに受ける。
研修費を補助する国の制度があり、補助額は国と都道府県が折半する。だが、谷博之参院議員(民主)の指摘で厚労省が今春、ケアマネが更新時に支払う研修費の自己負担額(07年度)を調べたところ地域差が明らかになった。
富山と群馬は全額公費で賄われ、自己負担はゼロだった。2県も含めて5千円以下に抑えられていたのは計8県。だが群馬は08年度から、3万円の負担を求めるようになった。大阪、千葉、埼玉、神奈川は約3万8千円の自己負担が必要だった。3万円以上かかるのは10都府県。平均は2万290円だった。
全額自己負担させている大阪府は「更新により利益を得る者(ケアマネ)が費用を負担するという考え方」(高齢介護室)という。一方、自己負担ゼロの富山県は「介護の人材確保のため」と手厚い公費負担を説明する。
ケアマネ事業の経営は芳しくなく、ケアマネの収入減にもつながっている。介護事業者の経営概況調査(07年度)では、主な介護事業の中で最も収益が悪く、ボーナス込み平均月収は34万8千円と3年前より9%減。06年度改定で、ケアマネ1人が担当する標準的人数が50人から35人に減らされたことなどが原因とみられる。
ケアマネの全国組織、日本介護支援専門員協会の木村隆次会長は「個人資格なのである程度の自己負担はやむを得ないが、地域格差は是正されるべきだ。報酬に比べて自己負担が大きいのも問題」としている。
(朝日新聞より)
<カレスサッポロが第一号認定に 今春スタートの社会医療法人制度>
今春から申請を開始した社会医療法人の全国第1号に、札幌市の特定医療法人社団カレスサッポロ(西村昭男理事長)が認定された。北海道が10日、北海道医療審議会の審査結果を経て認定した。厚生労働省によると認定に向け約30法人が、都道府県と具体的な協議を進めている。
<認知症の早期確定診断で適切な対応の促進を 緊急プロジェクトが報告書>
10日公表された「認知症の医療と生活の質を高める緊急プロジェクト」がまとめた報告書では、「早期の確定診断を出発点とした適切な対応の促進」を今後の認知症対策の基本方針とした。具体的には、実態の把握、研究開発の加速、早期診断の推進と適切な医療の提供、適切なケアの普及及び本人・家族支援、若年性認知症対策―を積極的に推進するために、財源の確保も含め適切な措置を講じていくべきとしている。早期診断などについては、認知症の専門医療機関である認知症疾患医療センターの全国150カ所整備のほか、地域包括支援センターとの連携担当者を新たに配置するとしている。 |